遺言書のメリット
メリットはどの部分にある?遺言書
作成するメリットとして、やはり一番大きいのは「自己の所有する財産を自分の好きなように相続人に配分することが出来る」という点ではないでしょうか?大切な家族に的確に財産を残してあげることが出来ます。
しかし、遺言書が作成されていないと法律によって定められた相続の順序に従って、そのまま相続が行われることになります。
これは一見、なんら問題のないように感じられますが、生きて現世に残っている方たちの間では繊細な話し合いが何度も繰り返されることが多いのです。
静かに相続を進めることが出来るようになる
私は第三者の立場にいる人間なので、当事者の方々の間で生まれる事情は必然的に複雑になるのだと思うようにしています。
ですが、まれに葬儀場で相続に関して揉めているお客様たちを見ていると、人の本性をそのまま見せられているようで気まずくなります。
これはいつまでたってもなれることができない光景ですね。もちろん、そういった人々を悪く言うつもりは一切ありません。
しかしこのことからも、相続は当事者が多ければ多いほどに難航を極めるということがおわかりになると思います。
しかしそんなときに遺言書があれば、これらの揉め事をむやみに引き起こすことなく静かに相続登記の手続きが進められていくのです。
相続人が苦労せずにすむようになる
確かにこれから自身が死んでしまった場合、被相続人となった後に自分が相続登記に関わることはないでしょう。
そこから立ち向かっていくのは、相続人である彼らですから。
あなたの財産を分けるために、実に長い期間をかけて、何度も協議をかさねていくことになります。
そして、これまでは良好だった親族間の関係も、相続問題が長引くに連れ徐々にギズギズとしたものになってくるはずです。
想像してみてください。
遺言書を作成しておくことで、今、あなたの近くでにこにこ笑っている人たちを、むやみに悩ませずに済むようになるのです。
法定相続人以外にも相続を行うことが出来るようになる
遺言書によって、特定の人物に対して希望の相続配分を指定しておくことで、法律で定められている相続人に該当しない人物に対しても相続を分け与えることが出来るようになります。
人一人の自筆の書面というのは、相続において法律さえも押さえるほどの効力を発揮するのですね。
個人的な問題になってきますが、例えば自分の死後に、親族以外に財産を分与したい場合には、遺言書は必須用件となるでしょう。
そのため、そういった立場にいる方は、今からでも司法書士などと相談しつつ間違いのない遺言書を作成しておきましょう。